9月 072014
 

THE TENNIS DAILY によると。

 8月25日~9月8日の日程で、アメリカ・ニューヨークで開催されている全米オープン(グランドスラム/ハード)。

 男子シングルス準決勝に勝ち残った選手たちのコーチはそれぞれ4人のビッグネームだ。

 想像すると単純に楽しい。

 ロジャー・フェデラー(スイス)対マリン・チリッチ(クロアチア)はステファン・エドバーグ対ゴラン・イバニセビッチで、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対錦織圭(日清食品)はボリス・ベッカー対マイケル・チャンという構図だ。

 全員がグランドスラムの優勝経験者で、エドバーグとベッカー、チャンはテニスの殿堂入りを果たしている。

「彼らの全盛期にもこういうケースがあったね。昔はコートがとてもクイックで、4人中3人は攻撃的な選手だった。マイケル(チャン)はよりカウンターパンチャーだったけど、それぞれがもし全盛期の状態だったら、素晴らしい組み合わせだよね」とアメリカのデ杯監督を務め、自身も殿堂入りを果たしているジム・クーリエは話している。

「ベッカーは大きな試合に強い選手だった。彼は全米でも一度優勝している。エドバーグは2度の優勝。誰が勝つかというのは難しい質問だなあ。それぞれみんながキャリアのどの時期にいるかで変わってくるからね」。

 では、今、コートで彼らが戦ったらということにしてみよう。

「現在の状態であれば、ゴランが有利だね。ゴランはまだ身体もしっかりしているし、今もすごいサービスを打つよ。マイケルのプレーもいい。ステファンはすごく動けるけど、サービスは少しばかり叩かれるだろうね。そしてボリスは臀部を傷めていて、手術をしたばかりだ」とクーリエ。「面白いだろうね。僕ならお金を払ってでも見たいと思うよ」。

 さて、土曜日の現実の組み合わせを振り返ろう。

「ビッグ4」と呼ばれているのがフェデラー、ジョコビッチ、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マレー(イギリス)だが、彼らのうちの半分がベスト4に進出している。これはグランドスラムでは18大会連続でのことで、彼らのうちの一人が、ここ38大会では36度優勝している。

◎ジョコビッチ vs 錦織

 過去の対戦は2度。しかし、最後の対戦は3年前だ。ジョコビッチは2011年大会のチャンピオンで、グランドスラム通算では7度優勝。経験ではジョコビッチが勝っている。また、彼にとっては24度目のグランドスラムの準決勝で、全米では8大会連続だ。

 一方の錦織にとってはグランドスラムでは初の準決勝の舞台となる。
 
 この2週間のジョコビッチはほとんど消耗していないと言ってよく、ここまで落としたセットも1つだけ。
 対する錦織は、日本人男子としては(1968年のオープン化後)初のグランドスラムの準決勝で、ここ2試合は10セットを戦い、8時間半以上コートに立っていた。錦織は第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)を倒しての準決勝進出となっている。

◎フェデラー vs チリッチ

 過去の対戦ではフェデラーから5勝0敗。しかし、先月のトロントでの対戦では第2セットで6度のマッチポイントをしのいでの辛勝だった。
「僕にとってはたぶん、確実に勝たなくてはならない試合になるだろうね」とフェデラーは話している。彼のグランドスラム通算での優勝回数は17で、全米だけで5度の優勝がある。

 準々決勝ではガエル・モンフィス(フランス)を相手に、劇的な逆転勝利を挙げたフェデラー。2セットダウンから、さらに2度のマッチポイントをしのいで4-6 3-6 6-4 7-5 6-2での逆転勝ちだった。

 対するチリッチは2010年全豪以来2度目のグランドスラムの準決勝。クロアチア人選手としては1996年のイバニセビッチ以来のベスト4だ。
 
 チリッチは昨年の大会はドーピング違反の出場停止処分中だった。
「僕は今、自分のキャリアで最高のテニスができていると感じている」とチリッチは話している

 Posted by at 12:52 AM

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